新岡山県岡山市教職員組合様へ学校水泳指導オンライン研修を行いました

この度、新岡山県岡山市教職員組合様へ向けて、学校水泳指導に関するオンライン研修を行いました。

今回の研修では、

・学校水泳とは何か
・学校水泳指導で本当に大切にしたいこと
・外部委託が進む中での先生の関わり方

をテーマに、お話をさせていただきました。

 

学校水泳の目的は「命を守る」こと

水泳指導というと、

「クロールを泳げるようにする」
「25m泳げるようにする」

というイメージを持たれることが多いと思います。

もちろん、それも大切です。

しかし、学校水泳の根っこには、

「水から命を守る」

という大切な目的があります。

研修では、1955年の紫雲丸事故をきっかけに学校水泳が全国へ広がっていった背景についても触れながら、

・水を怖がりすぎないこと
・浮けること
・呼吸できること
・水の中で自分の身体を動かせること

など、“水の中で生きる力”を育てることの大切さをお伝えしました。

 

「泳げる・泳げない」だけで見ないこと

学校現場では、限られた授業時間の中で指導を行う必要があります。

その中で、

「泳げるようにしなければ」

という思いが強くなることもあります。

ですが、水が苦手な子どもにとっては、

・顔に水がかかる
・潜る
・浮く

ということ自体が、大きな不安につながることがあります。

だからこそ、

“できた”

を小さく積み重ねること。

スモールステップで安心感を作ること。

そして、

「水って楽しい」

と思ってもらうこと。

そこが、水泳指導の大切な土台になるということをお話しました。

 

外部委託が進む中で大切なこと

後半では、学校水泳の外部委託についてもお話しました。

今後、学校だけで水泳授業を行うことが難しくなる中で、スイミングスクールなどへの委託は増えていくと思います。

しかし、その中でも大切なのは、

「任せっきりにしないこと」

だと思っています。

先生。
コーチ。
スイミングスクール。
そして子どもたち。

みんなで一緒に、子どもたちの成長を見守っていく。

その関わり方が、これからの学校水泳ではより大切になっていくと感じています。

 

先生方からいただいた声

研修後のアンケートでは、

「“泳げる・泳げない”だけを見るのが水泳指導ではないと学びました」

「命を守る水泳という言葉が刺さりました」

「子どもの不安を減らすことが印象に残りました」

「スモールステップを意識して指導したいです」

など、多くの声をいただきました。

今回の研修を通して、学校水泳の本来の役割や、安心感を土台にした指導の大切さが少しでも伝わっていたら嬉しく思います。

 

note記事はこちら

今回の研修について、より詳しくnoteにもまとめています。

「泳げる・泳げない」だけじゃない。学校水泳で本当に大切にしたいこと

 

最後に

学校水泳は、泳力だけを競う場所ではなく、

“安心して水と関われる場所”

であってほしいと思っています。

そして、

「できた!」
「楽しい!」

そんな経験の積み重ねが、子どもたちの未来につながっていく。

これからも、現場で感じたことを大切にしながら、水泳指導に関わる皆さんと一緒に、安心して挑戦できる場を作っていきたいと思います。

この度は、新岡山県岡山市教職員組合の皆様、本当にありがとうございました。