ダイエットしに水泳を始めたのに、いつの間にか友達ができて、練習が終わった後にランチに行って、ダイエットどころじゃないなんて笑い話を聞いたりします。
スイミングコーチとして生徒さんに水泳を教え始めた時から、30年経った今でもよく聞く話。
水泳を始める理由って、案外シンプルなんですよね。
「体重を落としたい」
「運動不足を解消したい」
「膝が痛いから走るのは無理」
「健康診断で引っかかった」など。
でも、続けている人ほど、途中から目的が少し変わっていく。
体が軽くなるのももちろん嬉しいんだけど、それ以上に、プールに行くこと自体が楽しみになってくる。
そして、その楽しみの中心に出てくるのが…そう、友達です。
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ただ、ここでよく聞くのが、こんな不安。
「泳げないのに行って大丈夫かな」
「周りに迷惑かけないかな」
「息が苦しくなったら怖いな」 大丈夫。
最初から25m泳げなくてもいいし、週1でも十分。
むしろ、続けられる形で始めた人の方が、長く水泳を楽しめます。
まずは今日、ひとつだけ。
「水に顔をつけて、3秒」できたら合格。
できた自分を、ちゃんと褒めてあげてください。
子どもは誰とでも仲良くなるよね〜 と大人は言うでしょ。
いやいや。大人も友達できちゃうんですよ。
大人になると、友達を作る場って一気に減ります。
学校みたいに、毎日同じメンバーと顔を合わせる場所はなくなるし、会社は会社で「仕事の関係」になりやすい。
もちろん気の合う人がいれば嬉しいけど、仕事以外で会うほどの関係になるかというと、なかなか難しい。
(少なくとも会社勤めだった時の僕には、そんな人はいなかったなぁ…なんて寂しい時代だったんだ😭)
その点、プールは不思議です。 年齢も職業もバラバラなのに、同じ場所で同じ時間に、同じように水と向き合う。
しかも、そこには共通の目的がある。
綺麗に泳ぎたい。
楽に泳ぎたい。
もっと長く泳げるようになりたい。
これが強いんですよね🤗
僕のレッスンはシンプルかつ実践しやすい。
レッスンの中でポイントになることは基本1個(ちょっと多い時でも2個)にしている。
そのポイントは、陸上でも練習できること。
だから、プールに来なくても練習できるくらいイメージしやすい。
なので、レッスン中にコーチが言っていることはこのことかな?というのが体感できる。
もう少し練習したら、出来るようになるかも。
と思って、レッスン後に練習をしていると、さっきまでレッスンに出ていた人も残って練習している。
ここがポイント!!
「同じ困りごと」を持っている人は、自然と話が合うんです。
たとえば、息継ぎが苦しい。
たとえば、キックすると進まない。
たとえば、肩がすぐ疲れる。
たとえば、クロールでまっすぐ進めない。
これ、みんなそれぞれ悩んでいるようで、実はけっこう同じ。
そして、レッスンを受けた直後って、頭の中がそのことでいっぱいになります。
「さっきのポイント、今やったらどうなるかな?」
「あの感覚、もう一回確かめたい」
そんな状態でプールサイドにいる人たちが、同じ時間に同じ場所で居合わせる。
そりゃ、仲良くなりますよね。
次回のレッスンも参加したらもっと上手くなるかもしれないと思って参加すると、前回参加していた人も参加してる。
「あっ!どうも。先週も練習していましたよね。」から会話が始まり、レッスンが終わった後に「コーチが言っていたことってこうですよね?見てもらってもいいですか。」
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なんてことを言って仲良くなってるんだと思う。
ちなみに会話の内容は勝手に想像しています🤭
会話の内容は違うかもしれないけど、結果1ヶ月も経ったら、あれ?あの人たち知り合いだったけ?と思うぐらい仲良くなってる。
ここで大事なのは、プールでの会話って「無理に頑張らない」ってこと。
飲み会みたいに気を遣って盛り上げる必要もないし、仕事の話をする必要もない。
「泳ぐ」という共通テーマがあるから、話題に困らない。
そして何より、泳ぎはウソをつかない。
頑張って練習している人は、体がちゃんと変わっていくし、泳ぎも変わっていく。
その変化が見えるから、自然と声をかけたくなる。
「今日、なんかいい感じですね!」
「この前より楽そうに泳いでますね!」
こんな言葉が、すごく自然に出てくるんです。
プールで友達ができた人は、友達とのおしゃべりもプールに通うモチベーションになる。
プールに通う回数が多くなれば、泳ぐ回数も多くなり、結果上手になる。
そうしたら、もっとレベルアップしたくなり、見てもらったりお互いにアドバイスをしあうようになる。
これ、最高の循環です。
「行かなきゃ…」じゃなくて、「行きたい」になる。
プールに行くと元気になる。 元気になると、また行きたくなる。
そんな流れができると、運動って続くんですよね。
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もし「続けられるかな…」が不安なら、これも安心ポイント。
頑張るより先に、環境を作るのがコツです。
・曜日を決める(週1でOK)
・行けたら自分に小さなご褒美を用意する
・「今日はここまで」で終わっていいルールにする
続けるために必要なのは、根性じゃなくて、仕組みです。
しかも、健康面のメリットもちゃんとあります。
水泳は全身運動で、心肺機能も筋力も使う。
水の中だから関節の負担も少ない。
だから、運動が苦手だった人ほど「これならできる」と感じやすい。
なんなんだ!水泳って最高じゃないか。
健康になり、泳げるようになり、友達もできる。
プールでカロリー消費しているから、ランチたくさん食べても大丈夫よねとか、飲みに行きますか〜🍻なんてことも、人生のたのしみとしてあっていい。(もちろん食べ過ぎはほどほどにね、という話ですが笑)
運動って、本来は「人生を豊かにするためのもの」だと思うんです。
体重を落とすためだけじゃなくて、体が動く喜びを感じたり、誰かと笑い合ったり、昨日よりちょっとできることが増えたり。
そういう積み重ねが、結果的に健康につながっていく。
プールは、体を変える場所であり、気持ちまで軽くしてくれる場所。
そして時々、友達まで連れてきてくれる場所です。
この投稿を読んでいる皆さんも、水泳で友達作って人生豊かにしてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。