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「冬のプールは寒いんじゃないの?」
「冷たい水に入ったら風邪をひきそう…」
そんな不安から、冬になるとプールに行くのをためらってしまう人は少なくありません。
実際に「冬のプールは寒い」「屋内プールは冷たい」と検索して、このページにたどり着いた方もいるのではないでしょうか。
でも実は、屋内プールの多くは温水管理された環境で、正しく知って少し工夫をすれば、冬でも安心して泳ぐことができます。
この記事では、冬のプールが寒いと感じる理由や、屋内温水プールの環境、そして冬でも安心して水泳を続けるための考え方を、現場で指導しているスイミングコーチの視点から分かりやすくお伝えします。
「冬だからやめておこう」ではなく、「冬でも安心して楽しめる方法がある」。
そう感じてもらえたら嬉しいです。
冬のプールについて話をすると、
寒そう
冷たそう
風邪をひきそう
といった声をよく聞きます。
実際、楽泳スイミングスクールでも
「冬は寒いから少しお休みします」
と言われることがあります。
ただ、このイメージの多くは、実際に冬の屋内プールを体験した結果というより、なんとなく持っている印象から生まれていることがほとんどです。
本当に冬のプールは、寒くて体に悪い場所なのでしょうか。
その答えを考えるためには、まず屋内プールの環境を知る必要があります。
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屋内プールの多くは、年間を通して水温が管理されています。
公共の屋内プールでも、水温が30度前後に保たれている施設は少なくありません。
実際に入ってみると、水の中の方が暖かく感じるということもあります。
一方で、室温は外気温により暖房をつけても、水温より少し低くなることが多く、この水温と室温の差によって寒く感じる場面が生まれます。
また、スポーツクラブなどの有料施設では、水温と室温の管理がより丁寧に行われていることも多く、
「思っていたより暖かいですね」
と言われることもあります。
プールによっては、水温や室温、塩素濃度、pHなどが掲示されています。
冬場は、水温の高さだけでなく、水温と室温の差が大きすぎないかを確認することが、快適さのポイントになります。
同じプールにいても、寒いと感じる人と、そうでない人がいます。
この違いを生む大きな要因が、体をどれだけ動かしているかです。
体を動かすと筋肉が使われ、体の中で熱が生まれます。
そのため、ある程度動いていれば、寒さを感じにくくなります。
一方で、顔つけや潜る、浮かぶといった練習が中心の水慣れ段階では、動きが少なく体が温まりにくいことがあります。
そんなときは、少し動く量を増やしたり、水の中で遊ぶ時間を取り入れたりすることで、体は自然と温まりやすくなります。
親子や個人でプールに行く場合も、水の中を歩く、足を動かすといったシンプルな動きだけでも体感は変わります。
「冬のプールに行ったあと、風邪をひいた気がする」
そんな声を聞くことがあります。
しかし、指導現場で見ていると、プールの水の中が原因で体調を崩すケースはほとんどありません。
多くの場合、原因はプールが終わった後の冷えです。
髪の毛をしっかり拭かない
乾かしきらないまま外に出る
薄着で帰ってしまう
こうした状態で気温の低い屋外に出れば、体が冷えるのは自然なことです。
これはプールに限らず、お風呂上がりでも同じです。
冬のプールそのものが風邪の原因なのではなく、プール後の過ごし方が影響していることが多いのです。
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冬のプールを安心して続けるためには、ちょっとした準備が大きな安心につながります。
まず大切なのは、頭と体を冷やさないことです。
子どもであれば、タオル状の帽子を使うことで、髪の水分を取りながら保温ができます。
大人の場合も、ドライヤーで髪をしっかり乾かし、帽子をかぶるだけで体の冷え方は変わります。
服装は、一枚多めに羽織れるものを用意しておくと安心です。
また、温かい飲み物で体の中から温めるのも効果的です。
施設にジャグジーやサウナがある場合は、軽く体を温めてから着替える。
サウナがなくても、温かいシャワーをしっかり浴びることで冷えを防ぐことができます。
そして、プールの日に限らず、しっかり睡眠をとることも体調管理には欠かせません。
冬のプールには、寒い、冷たい、風邪をひきやすいといったイメージがあります。
しかし、屋内プールの環境を知り、体の動かし方やプール後の過ごし方を少し工夫するだけで、水泳は一年中楽しめる運動になります。
水泳は、体への負担が少なく、年齢を問わず続けやすい、とても優れた運動です。
もし
・久しぶりに泳ぎたい
・冬でも無理なく体を動かしたい
・子どもに安心して水に慣れてほしい
そんな気持ちがあれば、
楽泳スイミングは、あなたのペースに合わせた関わり方も大切にしています。
無理のない形で、
水泳を生活の中に取り入れてもらえたら嬉しいです。
👉 楽泳スイミングのレッスンや考え方については、こちらで紹介しています。