水が怖いままでも泳げる|福岡の水泳パーソナルレッスン実話
水が怖いままでも、泳げるようになっていいんです。
実は、泳げるようになった人の多くは
「怖さが消えてから」プールに入ったわけではありません。
・顔をつけるのが怖い
・足が離れると不安になる
・昔の経験が頭から離れない
そんな気持ちを抱えたまま、それでも
「やってみたい」と思った人たちが、一歩ずつ前に進んでいます。
水が怖い。
でも、もし今あなたの中に
「ちょっと泳げたらいいな」
「水の中を進めたら気持ちいいだろうな」
そんな気持ちが少しでも芽生えているなら、
その気持ちは大切にしてほしいと思っています。
諦めなくていい。
ほんの少しの勇気でいいんです。
これからお話しするのは、
運動が得意な人の成功談ではありません。
「水が怖いから避けてきた」
ごく普通の大人の話です。
今回ご紹介するのは、西川さん(33歳)。
理学療法士として働き、これから海外でリハビリの活動をする予定の方です。
でも、西川さんはずっと水が怖かった。
きっかけは5歳の頃。
浅いプールで背中から水に落ち、溺れた経験がありました。
周りから見れば、ほんの一瞬の出来事だったかもしれません。
でも本人にとっては、
「とても長く感じた、はっきり覚えている恐怖」でした。
それ以来、
プールは「危ない場所」になりました。
小学校では授業を休みがち。
中学生になると、内申点の関係で仕方なく参加し、
足がつく場所でぴょんぴょん跳ねながら25mをやり過ごす。
水に入れないわけじゃない。
でも、安心はできない。
この感覚、心当たりのある方も多いと思います。
西川さんが泳ごうと思ったきっかけは、
リハビリの現場で出会った、ある方の一言でした。
「昔は全然泳げなかったけど、練習して泳げるようになった。
大会にも出たいんです。」
その言葉を聞いたとき、
「泳げなかった人でも、泳げるようになるんだ」
そんな可能性を初めて感じたそうです。
それまで
「自分は一生泳がない」
そう思っていた西川さんの中に、
小さな変化が生まれました。
そしてネットで探し、見つけたのがパーソナルレッスン。
決め手になったのは、
「帽子のかぶり方から教えます」という言葉でした。
泳ぐ前の、その前から。
ここまで寄り添ってくれるなら、
もしかしたら大丈夫かもしれない。
その気持ちが、最初の一歩になりました。
最初の練習は、泳ぎではありません。
壁につかまって、呼吸。
水の中で、ブクブク息を吐く。
たったそれだけのことでも、
水が怖い人にとっては大きな挑戦です。
潜るか、潜らないか。
その境目で、何度も止まる。
でも、無理に次へは進まない。
本人が「大丈夫」と思えるまで待つ。
怖いまま、置いていかれない。
この積み重ねが、安心を作っていきました。
ある日、西川さんは気づきました。
黒いゴーグルをつけていると、
周りが暗く見えて、余計に怖い。
そこで、青いゴーグルに変えました。
それだけで、水の中の印象が少し変わったそうです。
水が怖い人は、
視界・音・感覚の影響を受けやすい。
「気のせい」ではありません。
安心できる環境を作ることも、大事な練習です。
去年の6月から始まった練習。
西川さんは、怖さが消えたわけではありません。
それでも、少しずつ積み重ねていきました。
背泳ぎ、クロール、平泳ぎ、バタフライ。
気づけば4種目泳げるようになり、
100mも足をつかずに泳げるようになっていました。
そして最後のレッスンでは、
クイックターンにも挑戦。
回転するのは怖い。
それでも、やってみた。
怖さがなくなったからではありません。
「できるかもしれない」が、怖さを上回った瞬間でした。
西川さんは最後に、こう話してくれました。
怖い気持ちは、ずっとあった。
でも、チャレンジして本当によかった。
泳げるようになったこと以上に、
「自分にもできた」という感覚が残った。
避けてきたプールに、
今では自分から行くようになった。
これは、泳ぎの上達だけの話ではありません。
自分を信じられた経験です。
文章だけでは伝えきれない部分も、
声で聞くと、少し違って感じるかもしれません。
「怖かったけど、やってみようと思えた」
その空気感を、そのまま残しています。
聞いてみて、
「自分も同じかもしれない」と感じた方へ。
いきなり泳げなくて大丈夫です。
いきなり始めなくても大丈夫です。
今の気持ちを、少しだけ言葉にしてもらえたら、
そこから一緒に考えます。
大きな決意はいりません。
今日、泳がなくていい。
今日は「やってみたい」と思えた自分を、
否定しないだけでいいんです。
・見るだけ
・道具をそろえるだけ
・水に触れるだけ
その一歩が、次の一歩につながります。
怖さを消さなくていい。
怖さを抱えたままで、大丈夫。
あなたの「やってみたい」は、
ちゃんと未来につながっています。
もし今、
「自分もできるかもしれない」と少しでも感じたなら、
まずは泳ぐ前の不安を話すだけでも大丈夫です。
福岡で、水が怖い人のための水泳パーソナルレッスンを行っています。
帽子のかぶり方やゴーグル選びから、
あなたのペースで一緒に進めます。
迷っている段階の相談も、遠慮なくどうぞ。

