水が怖くても、もう一度泳いでみたいと思った大人の方へ｜福岡 水泳パーソナルレッスン　　〜怖さを安心に変えながら、少しずつ「泳げる」を積み重ねていくレッスン〜

「もう大人だし、今さら水泳なんて無理かもしれない」
そんなふうに思いながらも、
どこかで「泳げるようになってみたい」という気持ちが消えずに、
この文章を読んでくださっている方もいるかもしれません。

実は、楽泳スイミングのパーソナルレッスンに来られる大人の方の多くが、
まさにその気持ちを抱えた状態で来てくださいます。

大人になってから水泳を始めたいと思う理由は、人それぞれです。
ただ、話を聞いていくと、共通している背景があります。

・子どもの頃に溺れた経験がある
・学校の授業やスイミングスクールで怖い思いをした
・海やプールで水を飲んでパニックになったことがある
・足が届かない水の中が、とにかく怖い

こうした体験が、
「泳げないまま大人になる」理由になっていることが多いです。

でも大人になってから、
泳いでいる人の姿を見たり、
「できなかったことを、今ならできるかもしれない」と思ったりして、
もう一度水泳に向き合ってみたいと感じる。

楽泳スイミングのパーソナルレッスンに来られる方は、
水着姿や体型が恥ずかしい、という段階はすでに超えています。

それよりも多いのは、

・水を飲まずに呼吸できるだろうか
・息が吸えなかったらどうしよう
・浮ける感覚が分からない
・本当に自分でも泳げるようになるのか

そういった水の中そのものへの不安です。

私が大人の方と向き合うときに、
一番大切にしているのは「段階」です。

水泳には段階があります。
動画や本で見る練習は、
実はその前に必要なステップがたくさん省略されています。

楽泳スイミングでは、
その段階をさらに細かく分けていきます。

まず行うのは、水中歩行です。

水の中を歩くことで、
水の抵抗を感じ、
陸上とは違う体の使い方やバランスを、
頭ではなく体で理解してもらいます。

次に呼吸です。

「息ができなかったらどうしよう」
「吸えなかったらどうしよう」
そんな不安を一つずつ解消しながら、
水の中でも安心して呼吸できる方法を体で覚えていきます。

いきなり浮いたり、泳いだりはしません。
できるところから、納得できるところから進めていきます。

レッスンをしていると、
ある瞬間に表情が変わるのが分かります。

最初にプールに入ったときの、
体に力が入りきった表情。

60分のレッスンが終わる頃には、
完全に脱力していなくても、
最初より確実に力が抜けている。

「怖い」という気持ちよりも、
「やってみたい」「大丈夫かもしれない」という気持ちが、
ほんの少し上回った瞬間です。

その瞬間を見たとき、
「あ、今レベルアップしたな」と感じます。

ある80代の女性の方がいました。

その方は60歳頃から、お医者さんの勧めで水中歩行を続けており、
約20年間、スポーツクラブに通われていました。

ある日、水中歩行をしている時間帯に行われていた、
僕の子ども向け水泳レッスンを、
プールサイドから見ていたそうです。

「このコーチなら、私でも泳げるようにしてくれるかもしれない」
そう思って、声をかけてくださいました。

最初は、水中歩行ですら怖さを感じることもあり、
水泳の呼吸の仕方が慣れてなくてむせてしまい、
「私にはやっぱり無理かもしれない」と感じた日もありました。

実際に、一度レッスンをお休みされたこともあります。
自信をなくしてしまったからです。

それでも、
「できるところから、また一緒にやってみませんか」
そんなやりとりを重ねる中で、
再びレッスンに来てくださいました。

安心して浮けるようになり、
バタ足ができるようになり、
手と足を同時に動かすバランスにも慣れ、
クロールの呼吸もできるようになり、
25メートルプールの端から端まで泳げるようになりました。

その方が言ってくれた言葉は、今でも忘れられません。

「この年になってプールに出会えてよかった」
「泳げるようになって本当によかった」
「コーチ、ありがとう」

この言葉を聞いたとき、
スイミングコーチを続けてきてよかったと、心から思いました。

プールの端から端まで泳げるようになると、
人生が変わります。

それは、水泳ができるようになるからだけではありません。

「できないと思っていたことが、できた」
この経験が、
他のことにも挑戦してみようという気持ちを生みます。

水泳でできたなら、
他のこともできるかもしれない。

その感覚が、
人生を少しずつ変えていきます。

年齢は関係ありません。
必要なのは、やってみたいという気持ちと、
段階的な練習、そして納得できるペースです。

もし今、
「やってみたい気持ちはあるけれど、やっぱり怖い」
そう思いながら、この文章を読んでいるなら。

それは、あなたが弱いからではありません。
もう一度向き合おうとしている証拠です。

水が怖くてもいい。
できなくてもいい。
途中で立ち止まってもいい。

それでも、
「もう一回やってみたい」と思えた今が、
いちばんのスタートです。

 

 

水が怖いままでも構いません。
泳げなくても、できなくても大丈夫です。

「やってみたい気持ち」があるなら、
それだけで十分です。

福岡で大人向けの水泳パーソナルレッスンをお探しの方は、
まずは一度ご相談ください。

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