クロールが進まない理由はバタ足?今日から変わる基本ポイント

こんにちは。楽泳スイミングの中原です。

クロールで泳いでいると

「なんだか進みにくい…」

「足が沈む…」

と感じることはありませんか?

実はその原因、バタ足のちょっとしたポイントにあることがほとんどです。

この記事では、水泳初心者でも今日から変わる「バタ足の基本と改善ポイント」を、必要なところだけ“対話形式の補足”を入れながら、分かりやすくお伝えします。


1. 推進力は「腕7:足3」

足は“頑張りすぎなくていい”

クロールは 腕が7割、足が3割 の推進力で進んでいます。

 

「えっ…そんなに腕が大事なんですか?

足を一生懸命バシャバシャするものだと思ってました…!」

 

中原コーチ

「実は、足は“進むため”より“姿勢を安定させるため”の役割の方が大きいんです。

頑張りすぎると逆にバランスが崩れやすくなりますよ。」

 

力みすぎると

・沈む

・疲れやすい

・呼吸が乱れる

といった悪循環につながります。

まずは“がんばらなくていい足”を目指しましょう。


2. 水しぶきを立てるバタ足は逆効果

初心者に多いのが、

「速く動かせば進む」→水しぶきバシャバシャ

という状態。

初心者さん

「確かに、速く動かすほど進む気がして…。」

中原コーチ

「だいたいそのとき、太ももじゃなくて“膝だけ”で動いてしまっています。

これでは水を叩くだけで進まないんです。」

 

理想は

・太ももから動かす

・膝が自然にしなる

・一定のリズムをキープ

の3つ。

“速さよりリズム”を意識していきましょう。


3. 正しいバタ足は「脱力+しなやかさ」

バタ足がうまくいかない理由の多くは、力の入れ方が極端だから。

● 力みすぎると?

→ 足先だけピクピクする“痙攣キック”になりやすい

● 脱力しすぎると?

→ フニャフニャで水を押せない

初心者さん

「力を抜くと沈みそうで怖いんですよね…。」

中原コーチ

「わかります。でも“完全に抜く”のではなく、

水に馴染むようにしなる感じを目指しましょう。」

 

足首は“軽く伸ばす”。

これだけでも姿勢が安定して浮きやすくなります。


4. 良いバタ足はクロール全体をラクにする

バタ足が整うと…

・体の軸が安定

・呼吸がしやすい

・沈みづらい

・ストロークが滑らか

・泳ぐほど伸びる感覚が出る

クロール全体が「軽く・楽に・伸びる」泳ぎへ。


5. 今日からできるバタ足のポイントまとめ
  • 推進力は「腕7:足3」
  • “頑張りすぎない足”が正解
  • 太ももから動かす
  • 膝が自然にしなるリズム
  • 足首は軽く伸ばす
  • ガチガチでもフニャフニャでも進まない
  • クロール全体の安定につながる

6.おわりに

バタ足は、クロールの基礎でありながら、とても奥の深い動きです。

小さな意識の積み重ねで、泳ぎは驚くほど楽になります。

ぜひ今日のポイントを参考に、気持ちよく前へ進むクロールを目指してみてください。

楽泳スイミングではパーソナルレッスン(個人指導)を行なっています。お待ちしています♪

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