スイミングスクールの現場で、時には思いがけない形で生徒の成長を感じる瞬間があります。
今回は、ある生徒から受け取った「手紙」にまつわる心あたたまる出来事をご紹介します。
ある日のレッスン後、ひとりの生徒が受付で私にそっと手紙を渡してくれました。
便箋には「中原様」と丁寧に書かれていて、開いてみると季節の挨拶とともに、こんな言葉が書かれていました。
「失敗しても丁寧に教えてくださるので、わかりやすく、どのような内容かがよくわかります。」
思わず胸が熱くなりました。
この子は、クロールの「手回し呼吸」が少し苦手な状態で、 12.5メートルを泳ぐことを目標としたクラスに上がってきました。
最初はバランスが取れず、すぐに立ってしまったり、 手足の動きがバラバラになったりすることもありました。
でも彼は、
話をしっかり聞く
見本をよく観察する
真似して実践する
この3つを地道に続けてくれました。
クロールはシンプルに見えて、実はとても難しい泳ぎです。
特に初心者にとっては、 **「呼吸をしながら手を回す」**という動作がとても難しく、 最初の大きな壁になります。
その壁にぶつかったとき、 **「あきらめる」**か **「挑戦を続ける」**かで未来は変わります。
彼は、挑戦を選びました。
何度も失敗し、悔しい思いをしながらも、 「やってみよう」「もう一度がんばろう」と前向きに取り組んでくれました。
そしてついに、
12.5メートル → 完泳
25メートル → 立ち止まらずに泳げるまでに成長!
その泳ぎは、まるで別人のようでした。
彼の手紙を読んで改めて感じたのは、 **「子どもの可能性を信じて丁寧に教えることの大切さ」**です。
どんなに小さな成功体験でも、 その積み重ねが子どもたちの自信につながり、 「できるかも!」という気持ちを育てます。
もしかしたら学校の授業の一環だったのかもしれません。
それでも、多くの大人の中から私を選んで手紙を書いてくれた。 その気持ちが、何よりも嬉しく、私の宝物になりました。
楽泳スイミングスクールでは、 ただ泳げるようになることがゴールではありません。
「努力をすれば、必ず何かが変わる」
この人生において大切な感覚を、 水泳というスポーツを通して子どもたちに伝えていきたいのです。
できなくても、悔しくてもやってみる
もう一度チャレンジしてみる
そんな気持ちを持てる子を、これからも育てていきたい。
そのために、 私たちは一人ひとりに寄り添い、 段階的に、わかりやすく指導していきます。
楽泳スイミングスクールでは、 2025年7月・8月期の受講生を現在募集中です!
お子さまの「できた!」を一緒に応援しましょう。
お気軽にご参加ください!
👉 詳細・お申し込みはこちら
メニュー
TEAMらくえい
〒 811-0121
福岡県糟屋郡新宮町美咲3丁目1-1新宮プラザ2F